参加者
4回生 平塚 3回生 佐々木り 太田 2回生 北川 早川 1回生 坂本 佐々木ゆ 本間
先週を挟んでのアイゼン練習。
午前中はY懸でクライムダウンの練習。平塚さんからレクチャーを受けた。
重心を低くして手から先に降りることを意識して下りる。とてもやりずらい。
アイゼンに慣れていない証拠。
お昼を食べ午後は北尾根へ。
北尾根でもクライムダウンの練習を行う。上りはよいけど下りはとても怖い。
fixをはってプルージックで確保して上る
最後はY懸の頭で懸垂下降の練習。終わったころにはとっぷり日が暮れた。
週末はしばらくアイゼン練習をしていく予定です。
文 北川
行程 北小松駅~釈迦岳~北比良峠~大山口~比良駅
参加者 3回生 佐々木り 太田 2回生 北川 1回生 佐々木ゆ 坂本
北小松駅からスタート。途中見かけた比良げんき村敷地内の人口登攀施設についてがやがや話しつつ登山口に着いた。紅葉していた。
楊梅滝を利用し交会法で位置把握。当日地形図とコンパスをもってこなかった人いたけど、1人1セット用意しないと。
道がはっきりしているから迷うことはなさそう。位置把握と実際の地形を見て地形図に慣れる練習をしながら進む。
釈迦岳にて。
このあたりから視界が悪くなった。今後はベアリング表も用意しよう。
自分たち以外だれも見かけない。
濃い霧に覆われ、しとしと雨が降る。もの悲しい気持ちになる。
北比良峠からダケ道を少し進んだところで、道が大崩落していた。横の斜面に回り込んで通り抜ける。
ダケ道を半分下りたところだろうか。おじさんおばさんパーティに遭遇する。鹿島槍ヶ岳に行くため歩荷練習をしているとか。みなさんわいわいと会話をしつつ下りていらっしゃる。
自分たちはなんとなく静かにおりる。冷たい雨に打たれ続け疲れたか。
大山口には15時ごろ下りてきた。寒い。
このあと比良とぴあで温泉につかり冷えた体を温める。ああ、なんと贅沢なことか。
文 北川
11月1日に六甲山で開かれた京都学生登山交流会の講習会に参加しました。島田和昭ガイドに講師として来て頂き、緊急時の対処について学びました。
神戸大学山岳部、探検部、同志社大学山岳部、立命館大学山岳部が参加しました。
立命館からは2回生早川、北川、1回生吉田、坂本が参加しました。
まずは各部活の医療パックの確認。島田ガイド曰く、山行に慣れているほど洗練されたものになるらしい。
わが山岳部の医療パックを見るとぱんぱんに膨らんでいた。
必要なもの要らないものを教えて頂く。消毒液はいらないらしい。これから冬の時期には低体温症対策に葛根湯があるとよいとのこと。
合宿前に整理しよう。
次にツェルトを張る。今までしてこなかったので、ぼろがでる。持ってきたツェルトに針縄がついていなかった。
床の部分をぴんと張りちょうど稜線みたいになっている所を地面と平行に張ると綺麗に張れる。雨の時は下にマットやザックを敷いて濡れを防ぐ。
当たり前のことだけど知識として知ってるかどうかでいざ実践になったとき違ってくるはず。
今後泊まる練習もしたい。
ちなみに上の写真にあるタイプは蒸れやすい。
ファイントラックという製品がお勧めだとか。だが高いらしい。
テーピング。怪我した人にきつくないか、など声掛けをする。
巻き方はいざやるとなると焦ったりして忘れるものなのでマニュアルを持参すると助かる。
ツェルトを使った搬送。負傷者のそばまでポールを巻いていく。持ち上げるときは一斉に揃えて上げる。
写真は背負い搬送の一つ。ザックを使ったバージョン。ショルダーの上部にガースヒッチでスリングを結び、負傷者のレッグループに環付きをかける。
運搬者はザックを背負う。そのとき両端と前後に人を配置し支える。運搬者の交代時も。
実際に搬送してみたが慣れてない人がすると、足が木に当たったり、疲れてふらふらしたりして、怪我した人への負荷は大きいだろうなと感じた。
fixを張る。写真のように、張ってきた方のロープの途中に八の字を作り環付きをかけ、その環付きに支点からかえしてきた方のロープをムンターヒッチで結んで引っ張るとぴんと張れる。
また川に張るときはななめに張る。流れに垂直に張ると、通過の際川の真ん中あたりで強い力を受け身動きが取れず沈む可能性が高い。
レイジング
写真は滑車を作っての引き上げ。いわゆる3分の1を作っている。
写真では分かりずらいけど、3分の1を作ると引き上げる力を軽減することができる。
写真は2分1での引き上げ。引き上げる人数が多ければこれで十分な場面は多い。
このほかにも事故の発生からヘリコプターが来るまでの、一連の流れのなかで注意すべきことなど、大事なことを教わりました。どれも現実的な話で勉強になることが多かったです。
というようなことで、
大変意味深い時間を過ごした1日でした。ただ残念なことに、折角教わっても、記憶は曖昧になりがちです。記録したことを時折見返したりして身に着くようにしていきます。
最後になりましたが、関西の学生のためにとご多忙の中来て頂いた島田和昭ガイド、またあらゆる助言を与えてくれた神戸大学、同志社大学の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
文 北川
という夏休み企画で立命館大学学生広報のFACEBOOK、ツイッタ―で今年の夏合宿の様子が紹介されました!!
https://www.facebook.com/ritsumeikanuniversity/posts/931513920252998
http://t.co/TtMgJvhyk4
新入部員は去年7人(現在5人)、今年5人と例年に比べ増加傾向です。
現在週一度のミーティングは衣笠とBKCを交互に行っています。
登ってみないと分からないやりがいや楽しさがきっと見つかると思います。
大学ならではの体験をしてみませんか?
新入生、上回生問わずあなたの入部を待っています。
28日 夕方まで授業があったのでサンダーバードに乗って富山駅に向かい、大雨で1時間遅延するも11時頃到着。
前回は富山まで来てサイゼリヤで夕食という失態を犯したので名物ブラックラーメンを食べてきました。美味しかったです。そして駅周辺で野宿。
29日 雨は一向にやむ気配はない。
5時半の電鉄に乗り7時ごろ登山研修所に到着。
開会式後は「ナビゲーション技術」、「確保理論」の講義を受け、班員・講師との顔合わせをし、各大学の現状や研修で学びたいことを話した。
同志社のワンゲルは今年20数人入部してきたらしい。すごい
ちなみに参加者のほとんどが前泊していました……
30日 今日も朝から雨のため立山駅でなく所内の清掃をし、朝食、「登山の医学」の講義、墜落者確保、ぺミカン作りなどを行った。
自班はすき焼き、カレー、豚汁などなかなか美味しそう。
不要な箱などは捨て、ジップロックに詰めてなるべく軽くする意識は重要だと感じた。
31日 入山日、今日も雨。
室堂ターミナル~雷鳥沢BC~大走り~真砂岳~別山~夏山前進基地
途中浮石の認識不足、休憩時の安全確認など注意を受けた。
またコースタイムが書かれているマップにばかり頼らず高低などからタイムを予測したり地形から、現在地やルートの正誤を確認をしていくことが大切だと指導を受けた。
9月1日 今日も雨風ともに強い。
悪天候のため大日岳へ行く予定を変更し、別山近辺で読図とルートファインディングの研修を行った。
目的地に気づかず通り過ぎてしまうなど地形図の読み取りに他大学と経験の差を感じた。
テント場に戻ってからはツェルトの設営をポールがある時、ない時の場合で教わった。
2日 今日も風が強い。
前進基地~平蔵谷~剱岳~前剱~一服剱~剣山荘~前進基地
起きたら強風でポールが曲がりテントが半分つぶれてしまっていた。
今日はリーダー役で停滞、変更の判断を任され、視界不良のため1時間停滞し、その後平蔵谷へ。
途中までガスで視界が悪かったが徐々に良くなり青空も見え出した。
カニのタテバイ
なんとかお目当ての剱岳に到着。
しかしリミットの12時を少し超えてしまい、小さなミスの積み重ねを減らしていくよう注意を受けた。
夕食を終え、今日はツェルト泊でした。
また就寝前にメンバーの4人に意外な共通点を発見し盛り上がる。あのさぁ……
3日 今日も雨。
天候不良のため予定を繰り上げ、地図にはないボッカ道を通り室堂に到着。
研修所で搬送訓練を行い、まだまだ体力が必要だと感じた。
ツェルトの設営時にも言われたがいつも練習通りの状態とは限らないため、いかにその場にあるもので対応していくかが重要である。
4日 今日も雨。
「夏山の気象と雪渓」の講義と班別協議、そして全体協議が行われた。
リーダーの役割・資質、下級生の育成、部・サークルの運営について様々な意見の交換が活発に行われ非常に参考になった。
この研修を通じて自分の意識の甘さや知識不足を痛感した。
しかし普段の練習の何倍も濃い経験を積むことができ成長を感じることができた。
今回学んだことは実践しないとなかなか身につかないことが多いので、自分自身しっかり反復実践し他の部員にも伝えていこうと思う。
最後に研修会でお世話になった小林講師、島田講師をはじめとした講師の方々そして班のメンバー本当にありがとうございました。
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