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立命館大学山岳部ブログ
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このたび暮雪34号7年ぶりに発行しました。もちろん7年分の記録が詰まっております。所々抜けてますが・・・・・・ なかなか良いできばえですよ。

本当であれば、2週間ぐらい前には出来ていたのですが、郵便口座やら何やらで、手間取ってしまい、発送がすっかり遅れてしまいました。申し訳ありません。

OB、OGの皆様方には多分数日以内に届くと思いますので、しばしお待ちください。

他の大学山岳部関係者の方で、もし暮雪を読みたい方がございましたら、このブログに書き込み、または、主将の野口までご連絡ください。

野口:lt082063@lt.ritsumei.ac.jp   メールの方は件名を必ず入れてください。




文責:野口
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7月5日

参加者:野口、伊藤、畦崎さん
記録:伊藤

 去年の秋ぶりに御在所に行ってきました。OB畦崎さんに車を出していただいて前入りしました。
さすがに夜になっても暑くテントはフライを外して、網戸の状態で寝ました。テントの真ん中で、
網戸から外を見られるところで寝たので、暗がりに杉の木の陰や山の端や少しだけ出ていた星を
見ながら寝ました。外の空気を感じながら寝るのは、自分の家より快適だったりします。
 翌朝は五時半頃出発し野口、伊藤は中尾根に向かいます。天気もまずまずで、アプローチだけ
でも汗だくでした。1ピッチ目、野口がリードで僕は出だしのクラックにかるくはまりながら登ります。
2ピッチ目、今度は僕が凹角内をリードします。普段良く行く不動とは違った感じで、ワイドクラックが
あったりフレアーしたチムニーがあったりして、バック&フットや足ジャムの練習が出来ました。そし
て3ピッチ目、なんと出だしの部分が崩壊してました。残念ながら諦めて、トレッキングしていたリハ
ビラー畦崎さんが待つ頂上へ前尾根の方から登りました。おにぎりは登りたかったですがいろんな
意味でいい経験が出来た一日でした。来月の今頃は劔です。登はん力アップ、特にスピードアップ
を目標に練習を続けます。


                 
藤内沢から              中尾根取り付きで準備する伊藤

               
P4から前尾根を望む      P3をリードする伊藤

        
ツルムのコルP2の取り付きが崩壊しています。登ろうと思えば登れますが、良く見るとひびが何本か入っており、きけんだと



 ルンゼをひたすら詰めていたら、前尾根に。しかも、そこはヤグラの上部!!いつの間に?


畦崎さんが中道でクライミング再開!?


立命館大学山岳部は引き続き新入部員を募集してます。ちょっとでも興味がある人は水曜日の昼休み
に学生会館のBOX408へ来てください。待ってます!! 

6月28日

08年度前期山岳部総会を衣笠キャンパスで行いました。

参加者:現役全員+名だたるOB・OG先輩諸氏

   第1部 山岳部総会
   第2部 懇親会

蒸し暑く天気もぐずついた日でしたが、いつも以上に先輩方が参加してくださいました。








OB・OGの皆様、今後とも私たち現役部員をよろしくお願いします。


記録:野口


参加者:野口、伊藤
記録:伊藤 

 ブログが疎かになってました。すみませんm(>>)m
6月14日不動に行ってきました。毛虫の季節です。アプローチには毛虫がいっぱいですよ。
気をつけて歩かないとつぶしちゃいます。あの毛虫は大人になるとどうなるのでしょう。
蛾でしょうか?ちょうちょでしょうか?図鑑で調べてみます。
 今日もカムを使って昇りました。やっぱりまだまだ慣れが必要です。スピーディーなクライ
ミングには程遠い感じです。登るのにかかる時間はフリーやボルダーで鍛えるしかないわけ
ですがルートファインディングやプロテクションの選択やザイルワークなどは経験をつめば
早くなるはずです。夏の合宿まであとわずかですが、どんどん場数を踏みたいです。
 この日のの練習は少し早めに切り上げました。練習後に十三で監督と夏合宿の打ち合わ
せをしました。登攀も縦走もほぼ予定通りになる見込みです。剣を登って、薬師方面に縦走
です。雲ノ平が楽しみでわくわくしてます。奥日本庭園ってやばいネーミングですよね。日本
庭園に“奥”が付いたら、もう行ってみないわけには行かないわけです。庭好きの僕としては。
今から楽しみでしょうがないのですが、とにかくスキルアップが必要です。どうか雨降らない
でください。



             
伊藤がリード           今度はフォローです


          
隣のクライマー        どんどん登ります


核心はこの後だ
期間:5月23日~26日
場所:涸沢
参加者:野口・伊藤
記録:野口

久々に残雪合宿に行ってまいりました。ゴールデンウィークに行った時よりも雪はだいぶ減り、唐松は芽吹き、だいぶ春らしくなってきていました。簡単ではありますが、ご報告します。

5月23日(金)晴れ
離洛~上高地(14:15)~明神(15:05)~徳沢(16:00)~横尾(17;00)

早朝に京都を出発し、上高地へ。上高地は観光客の姿もまばらで、ゴールデンウィークの面影はまったくなかった。急いで準備をし、横尾を目指す。明神、徳沢で2度休憩をし、3ピッチで横尾へ。夜は鍋とビールで乾杯し、初日を終えた。

24日(土)晴れ→雨
横尾(4:30)~本谷橋(5:30)~涸沢(7:20)~雪上訓練

午後から天気が崩れるというので、急いで出発する。出発時はよい天気で、屏風岩も大キレットもよく見えた。本谷橋からはペースも上がり、なかなかよいペースで、涸沢に着。テントを張り、少し休憩してから雪訓に行こうとすると、伊藤にジンマシンが出てしまい、収まるまでまたしばらく休憩。11時頃だいぶよくなってきたため、雪訓場へ向けて出発。場所は北尾根の下あたり。テラスを作り、滑落停止、確保技術、支点の作り方、コンテなどを行っていたら、13時過ぎに雨が降り出したため、練習を中止し、帰幕。

25日(日)雨→曇り

昨日からの雨で、午前中は沈。お昼過ぎに雨がやんだため、テントの周辺でビーコンの操作の練習をした。回数を重ねるごとに2人ともうまくなっていった。

26日(月)晴れ
涸沢(3:50)~白出コル(5:25)~奥穂高頂上(6:15)~白出コル(7:10)~テント(7:40)~涸沢出発(8:40)~横尾(10:25)~徳沢(11:30)~明神(12:20)~上高地(13:05)

明け方すごい風が吹いていた。昨日までの雨と、この日の気温の低さで、雪はしっかりとクラストしていた。アイゼンをつけて出発。雪渓をぐんぐんと上っていき、穂高山荘へ。山荘では、ゴールデンウィークに槍ヶ岳の肩の小屋で会った、女性に遭遇。向こうも覚えていてくれたみたいだ。奥穂の登りは、雪がだいぶ減り、かなり岩が露出していた。雪も硬く登りは良いが、帰りが怖そうである。頂上からはそこまで眺めは良くはなかったが、それでも富士山は見えた。下りにロープを出すかかなり迷ったが、結局出さず下ることにした。白出のコルからは尻セイドで一気に下まで。あっという間だった。少し休憩をし、テントを片付け、後はひたすら上高地まで歩いて、今回の合宿を無事終えました。


                                         
上高地から出発                    梓川から

           
明神~徳沢間                     横尾での夕食

           
朝日に映える屏風岩                 涸沢を目指す

           
涸沢ヒュッテ                      滑落停止

               
支点作り                       誰もいない

          
涸沢ヒュッテにて                  涸沢を登る

          
前穂高・北尾根                   奥穂高を登る

          
奥穂の頂上からジャンダルム          同じく槍方面

          
奥穂頂上にて                    屏風岩


梓川のほとりで記念撮影
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