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立命館大学山岳部ブログ
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2014年8月
19日 離洛後、夜叉神峠~夜叉神小屋TS
20日 夜叉神小屋TS~地蔵岳~観音岳~鳳凰峠TS
21日 鳳凰峠TS~薬師岳~広河原峠~広河原~白根御池小屋TS
22日 白根御池小屋TS~北岳~間ノ岳~農鳥岳~大門沢小屋TS
23日 大門沢小屋TS~奈良田温泉

 【19日】
こんにちは19日担当の木村です。

長期合宿初日は朝5時過ぎに京都駅に集合。

早朝のため前夜に駅で野宿組はやや疲れ気味?

自分は電車からの景色を楽しむ暇なくほとんど寝てましたzzz


青春18切符でおよそ6時間の移動を経て甲府駅に到着し、そこからさらにバスを乗り継いで夜叉神の森に到着



今日の登山は夜叉神峠まで1時間なものの初日で大量の食糧を背負うため皆ザックをパンパンにして重そうにしています。



登山では一時間に500~600㌔㌍程度(成人男性の1日の基礎代謝量が約1500㌔㌍)消費するため長時間登山では何千㌔㌍も消費します。
そのためカロリーの高いチョコやフルーツグラノーラ、食パンなどをレーション用に今回持参しました。
特にフランスパンは高カロリーで腹持ちが良く、細長く収納にも困らない、硬いので暇つぶし時のチャンバラごっこや熊との戦闘時にもおすすめです。


夜叉神峠でテントを張り、夕食はビビンバと小谷野君が焼肉をして和やかな雰囲気で、見上げると沢山の星が輝いていました。

20日に続く

 【20日】
今年から入部することになりました。経済学部2回生の 桑原ゆうたです。今回のブログを書かしていただきます。
   朝4時に起き、今日は薬師岳を目指して行きます。まだまだ合宿も2日目、荷物も重い中 ひたすら登っていきます。
   途中 山小屋発見!
そこで 美味しい南アルプスの水を補充し、また登っていきます。途中 富士山を拝むことができました。



今日はいい天気です。開けてきたし、もうすぐかな。。。
そして!

さんちょーう! 



景色です。とても綺麗で壮大です!疲れが吹っ飛ぶとは このことだ!

そして みんなで1枚  パシャリ


みんな いい顔してますね!。。。

今日は よく眠れそうです。

 【21日】
新入生の文学部2回生の佐々木暸です。今回はブログ初投稿ということで、頑張って書きます。
 
合宿3日目、鳳凰小屋からスタートです。地蔵岳までずっと登りでしたが、
ふりかえれば…

雲海が!

富士が!

いやーきれいですねー
 
このまま順調かと思いきや、ルートの途中でこの先、大崩落の看板を発見!
ルート変更どころか、今後の行程の変更を余儀無くされます…
 
1000mほど下って、また1000mほど登る道のりは、今回の合宿の1つ目の山場でした(笑)
 
みんなクタクタで目的地に到着、その晩の豚汁は最高でした(^ ^) 


 【22日】


夏季合宿4日目は、新入生の北川が担当します。よろしくお願いします。


 
                                                          御池小屋より。

真新しい御池小屋を6時出発。

見た目は急な稜線までの道を途中、休憩を挟みつつ、一気にに登りつめます。
 

 
                                            本来、登るはずだった、甲斐駒。

 
                             快適な稜線。

 
           肌にあたる、冷たい風が気持ちいい、なにより天気がいい。

快適な稜線沿いをひたすら歩き、肩ノ小屋で、休憩。水分を補給します。ここで、下界から食料
等を運んで来たと思われるヘリコプターに遭遇。荷物を落としていきました。

 
                      的確な操縦に、一同、思わず、感嘆。
 
                                      北岳。

そして、次は、北岳山頂です。

見た目は、険しい北岳も、若さと、天気の良さも手伝って、サクサク、登ってしまいます。
  
                                                         山頂まであと一息。


 
そして、山頂に到着。


 
                               北岳から、富士山を見る。



ゆっくりしたいところですが、この先の行程を考え、15分程で出発。後ろ髪を引っ張られる思いです。

北岳を降りる際、目の前には、間ノ岳が、どかーんと居座っているのが見えます。壮大な景色が広がります。下りは、足の親指を痛めた仲間がいるので、ゆっくり下っていきます。途中、同じ地元の他大学のワンゲル部の人達と遭遇します。
 
                                                    だいぶ日差しが出ててきた。
 
                                            間ノ岳への道。

北岳山荘で、しばし休憩した後、足早に出発です。間ノ岳への道は、途中、岩がごろごろしたり、登りが急だったりと、なかなか、大変です。それでも、地図上の時間より速いペースで登り、間ノ岳山頂につきました。間ノ岳は、山頂付近がドーム状になっており道に迷う人が多いそうです。
次は、農鳥岳へ向かいます。

農鳥小屋までの下り道を、降りていきます。最初は、足場もよかったのですが、途中から滑りやすくなって、また道も、日光のいろは坂のようにぐねぐねなっているからか、見た目より長く感じて、体力、精神両方とも、疲れていきます。

何とか農鳥小屋に到着。時刻はすでに14時30分になろうとしていました。

ここで、ハプニング発生。農鳥小屋のおじさんに叱れてしまいます。曰く「こんな時間から登るのは遅すぎるやろっ。ここに泊まっていけ。」と。一瞬、登らしてくれない雰囲気が漂いますが、その後「いってこい」。結局、登ってもいいみたいで、一同、ちょっと安心。ですが、その後、おじさんの忠告は、的中します。

出発。いきなり、じぐざく道のなかなかの急登です。それでも皆、頑張って登って行きます。急登が終わっても、足場は悪いです。

農鳥岳と思いきや、西農鳥岳でもなくただの稜線だったという事がありつつも、西農鳥岳に到着。

太陽が沈みかけているのと、天気も怪しくなってきたのもあり、すぐに出発。

農鳥岳へは、一旦、かなり下るのですが、その途中、今朝、奈良田から登ってきたパーティと遭遇。大門沢に行くと伝えると「今から行くの」という言葉に、この先が案じられます。別れを告げて、黙々と降りて行きます。下りきると、また上り。仲間の「ガンバ」という声に押されながら登って行きます。

日もだいぶ傾いたころ、農鳥岳到着。ここからは、下りなので、駆け足で降りることになり、靴紐を締めなおします。そんなことをしていると、遅れていた松井さん、桑原さんペアが到着。ここで二人と別れ、先に行くことを決めました。

出発。なんどもこけそうになりながら、前の人に喰いついていきます。足首を捻る人が出てきました。それでも降りて行き、40分の所を20分で行くペースで下降点に到着します。

 
                   下降点より。天気が怪しくなってきました。

ここで、ヘッドライトを準備し夜に備えます

出発。道が細くまた、半分崩壊している所もあり、神経を使います。途中から森林地帯に変わりました。沢の音が聞こえるようになり、山小屋はまだかまだかと期待も膨らみます。しばらく進むと、雷が鳴り始め、雨も降り始めました。あたりもだいぶ暗くなり、最悪の状況です。道はぬかるみ、岩は滑るので、今まで以上に細心の注意が必要になります。気づくとあたりは、真っ暗で頼りになるのは、ヘッドライトの明かりだけです。何度も滑ったり、こけたりしながらも、危険な箇所は声を掛け合い、ガンバ、ガンバの声の下、落ち着いて降りて行きます。途中から、雨も止み、だいぶ歩きやすくなりました。そして、ついに、テントの明かりが見えました。御池小屋を出発して、14時間30分、大門沢小屋に到着しました。


小屋は閉まっていたので、天場代は明日払うとして、ちゃっちゃっとテントを張ってしまいす。皆、疲労困ぱいの様子です。その後、松井さんらも11時過ぎに到着。一同安心して、無事4日目を終了することができました。



 【23日】
こんにちは23日担当の木村です。

いよいよ最終日になり前夜の影響を考慮し遅めの起床。

朝食は麻婆春雨とスパゲティでした。
朝食頃は雷雨でしたが大門沢小屋出発時には雨もやみ、予定時刻より遅れるものの無事全員で奈良田温泉に到着できました。



5日ぶりの風呂はまさに生き返る心地。

浴後、バスで甲府駅に向かいステーキけんでみんなお腹一杯食べました。
また来る時もここに寄りたいですね。

その後駅前で前日と全日程の反省と感想を振り返り解散しました。



解散したものの帰る電車がないためほとんどが甲府駅の近くで野宿し、青春18切符で翌日昼過ぎに関西に戻りました。
野宿に抵抗がなくなっていることに成長?を感じます。



予定より早めに下山することになりましたが、それでも長期間の合宿をやり遂げた達成感、筋肉痛が気持ち良いです。

この合宿を終え先輩たちが離れてしまいますが、これからは自分たちが引っ張っていけるようトレーニングや経験を積みたいと思います。

山小屋の方やOBの方、今回の登山に関わった全ての方々本当にありがとうございました。
                                        完
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