期間:1月8日~1月10日
参加者:野口・江口(佛大WVOB)
記録:野口
アイスに行ってきました。場所は八ヶ岳の阿弥陀岳の南西の広河原。報告しま~す。
1月8日(木)
夜の8時過ぎに京都を車で出発。諏訪SAまで行き、SAの隅っこにテントを張り就寝。
9日(金)
夜から雪が降り始め、時々テントを蹴って雪を落としながら、朝を迎える。外を覗いてみると、一夜にして白銀世界になっていた。朝食を食べ、再び高速を走り、諏訪南ICで降りる。夜間のETC割引があったため、なんと高速代が半額の3500円ぐらい!!そして、雪の積もった道を船山十字路まで行く。そこに車を止め、林道の終了地点にテントを張り、行動するため、準備をして向かう。40分ぐらい歩くと林道が終了し、程よいスペースがあり、その真中に堂々とテントを張る。さて、これからが本番。この日は広河原右俣のクリスマスルンゼ辺りで遊ぼうということで、沢をつめ、二股で木に書かれた右俣の方向に向かう。が、しかし、どこまで行ってもそれらしきものがない。途中3mぐらいの滝を越えたりして進むが、無い。概念図を見ても、既に目的の氷についていても良いはずだ。引き返し、それらしき沢を探るが、無い。仕方なく、どんどんと本流を詰めていく。と、なめ滝が出てきて、それを何本か超えていくと、幾分大きな滝が出てきた。これが、武藤返しの滝なのか。と、思いながら、ロープを出して登る。この日は明日の左俣の偵察もしなければいけないため、この大きい滝を1回登っただけで、引き返し二股まで戻る。そして、二股で左俣の矢印の方向に進む。そして、恐ろしいことが起きた・・・
なんと、先ほど自分たちが付けたトレースにぶつかってしまったのだ。意味がわからず、辺りを廻っていると、さっきまで登っていた沢が、次の日に登る、左俣であり、右俣にそれていく行くトレースが、かすかに残っていた。つまり、今日自分たちは左俣に取り付いていたのである。だから、武藤返しの滝と思っていた滝も全く違い、概念図では、左俣の半分も登っていたことになったのである。あるものもないはずである。トホトホ・・・
10日(土)
昨日の間違い偵察のおかげで、どんどんと進むことができた。偽武藤返しの滝でロープを出し、余裕で登っていく。その後もなめ滝などを数本越えていき、大滝にぶつかった。雪にだいぶ埋もれているが、なかなかでかい。リードはじゃんけんで決め、勝ったのは江口さん。氷がざくざくで全然、アックスが決まらない。やっとこさ登り、自分の番。ここだけ、氷がざくざくだ。アイゼンもアックスも決まりが悪く、スクリューを抜いて、中の氷を出す余裕も無い。怖い怖い。やっとこさ登り、そこから待ち構えていたのは、腰上ラッセルであった。辛すぎる。がくんとペースが落ち、最後稜線(御小屋尾根)に出たのはお昼を過ぎていた。そこから頂上を目指すが、視界が悪く、風も強い。だんだんまつ毛が凍ってきた。摩利支天には誰もおらず、その先、阿弥陀の頂上まではかなり悪いリッジ歩き。頂上をあきらめ、御小屋尾根を下る。テープに沿って下る。本当にテープに沿って下る。これが、一般ルートなのかというところもテープに沿って下る。そして出た所は、見覚えのある滝。なぜか、OBの秋葉さんや大倉さんの顔が頭をよぎる。そこにいた人に聞いてみると、予想は的中してしまった。南沢大滝である。なぜと思いながら、愕然とした。なんで反対側にいるの?意味がわからない。でも降りるしかない。美野戸口まで歩いた。八ヶ岳山荘の人に事情を話すと、どうやら自分たちは、本来のルートのテープではなく、財産区境界線のテープを間違えて降りてきてしまったらしい。自分たちの完全なるミスである。言い訳になるかもしれないが、あんな10mおきにはっきりとしたテープがあれば誰でも間違える。しかし、所詮言い訳である。八ヶ岳山荘からタクシーで船山十字路まで行き、そして、ヘッドランプを付けテン場まで行き片付け、車に戻り、京都に付いたのは日付が変わってからでした。
今回はミスだらけであった。自分たちの実力の無さから、このような結果になってしまったのか。思う所は多々ある。次こそは、100%の山行をして見せるぞ!!
登ります だいぶ雪で埋まっている
登ってきた 15mぐらいかな
広河原左俣の大滝 氷がぐさぐさ
摩利支天
南沢大滝
参加者:野口・江口(佛大WVOB)
記録:野口
アイスに行ってきました。場所は八ヶ岳の阿弥陀岳の南西の広河原。報告しま~す。
1月8日(木)
夜の8時過ぎに京都を車で出発。諏訪SAまで行き、SAの隅っこにテントを張り就寝。
9日(金)
夜から雪が降り始め、時々テントを蹴って雪を落としながら、朝を迎える。外を覗いてみると、一夜にして白銀世界になっていた。朝食を食べ、再び高速を走り、諏訪南ICで降りる。夜間のETC割引があったため、なんと高速代が半額の3500円ぐらい!!そして、雪の積もった道を船山十字路まで行く。そこに車を止め、林道の終了地点にテントを張り、行動するため、準備をして向かう。40分ぐらい歩くと林道が終了し、程よいスペースがあり、その真中に堂々とテントを張る。さて、これからが本番。この日は広河原右俣のクリスマスルンゼ辺りで遊ぼうということで、沢をつめ、二股で木に書かれた右俣の方向に向かう。が、しかし、どこまで行ってもそれらしきものがない。途中3mぐらいの滝を越えたりして進むが、無い。概念図を見ても、既に目的の氷についていても良いはずだ。引き返し、それらしき沢を探るが、無い。仕方なく、どんどんと本流を詰めていく。と、なめ滝が出てきて、それを何本か超えていくと、幾分大きな滝が出てきた。これが、武藤返しの滝なのか。と、思いながら、ロープを出して登る。この日は明日の左俣の偵察もしなければいけないため、この大きい滝を1回登っただけで、引き返し二股まで戻る。そして、二股で左俣の矢印の方向に進む。そして、恐ろしいことが起きた・・・
なんと、先ほど自分たちが付けたトレースにぶつかってしまったのだ。意味がわからず、辺りを廻っていると、さっきまで登っていた沢が、次の日に登る、左俣であり、右俣にそれていく行くトレースが、かすかに残っていた。つまり、今日自分たちは左俣に取り付いていたのである。だから、武藤返しの滝と思っていた滝も全く違い、概念図では、左俣の半分も登っていたことになったのである。あるものもないはずである。トホトホ・・・
10日(土)
昨日の間違い偵察のおかげで、どんどんと進むことができた。偽武藤返しの滝でロープを出し、余裕で登っていく。その後もなめ滝などを数本越えていき、大滝にぶつかった。雪にだいぶ埋もれているが、なかなかでかい。リードはじゃんけんで決め、勝ったのは江口さん。氷がざくざくで全然、アックスが決まらない。やっとこさ登り、自分の番。ここだけ、氷がざくざくだ。アイゼンもアックスも決まりが悪く、スクリューを抜いて、中の氷を出す余裕も無い。怖い怖い。やっとこさ登り、そこから待ち構えていたのは、腰上ラッセルであった。辛すぎる。がくんとペースが落ち、最後稜線(御小屋尾根)に出たのはお昼を過ぎていた。そこから頂上を目指すが、視界が悪く、風も強い。だんだんまつ毛が凍ってきた。摩利支天には誰もおらず、その先、阿弥陀の頂上まではかなり悪いリッジ歩き。頂上をあきらめ、御小屋尾根を下る。テープに沿って下る。本当にテープに沿って下る。これが、一般ルートなのかというところもテープに沿って下る。そして出た所は、見覚えのある滝。なぜか、OBの秋葉さんや大倉さんの顔が頭をよぎる。そこにいた人に聞いてみると、予想は的中してしまった。南沢大滝である。なぜと思いながら、愕然とした。なんで反対側にいるの?意味がわからない。でも降りるしかない。美野戸口まで歩いた。八ヶ岳山荘の人に事情を話すと、どうやら自分たちは、本来のルートのテープではなく、財産区境界線のテープを間違えて降りてきてしまったらしい。自分たちの完全なるミスである。言い訳になるかもしれないが、あんな10mおきにはっきりとしたテープがあれば誰でも間違える。しかし、所詮言い訳である。八ヶ岳山荘からタクシーで船山十字路まで行き、そして、ヘッドランプを付けテン場まで行き片付け、車に戻り、京都に付いたのは日付が変わってからでした。
今回はミスだらけであった。自分たちの実力の無さから、このような結果になってしまったのか。思う所は多々ある。次こそは、100%の山行をして見せるぞ!!
登ります だいぶ雪で埋まっている
登ってきた 15mぐらいかな
広河原左俣の大滝 氷がぐさぐさ
摩利支天
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