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立命館大学山岳部ブログ
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2017年8月2日~17日
(前半戦:2日~9日、後半戦:10日~17日)
山域:北アルプス
参加者:3回生佐々木優太(リーダー)、坂本(サブ)
     2回生後藤(医療)、西(気象)
     1回生杉山(食料、前半戦のみ参加)、村田(記録)

 一週間の真砂沢ベースでの登攀が終わり、これから8日間の親不知に向けての縦走である。


8/10 雷鳥沢キャンプ場~五色ヵ原~針ノ木谷m地点
8/11 針ノ木谷m地点~針ノ木小屋
8/12 針ノ木小屋~冷池小屋
8/13 冷池小屋~唐松山荘
8/14 唐松山荘~白馬頂上宿舎
8/15 白馬頂上宿舎~朝日小屋
8/16 朝日小屋~白鳥小屋
8/17 白鳥小屋~親不知

8/10(木) 晴れ後曇り
2:15 起床→3:20 出発→(4:00~4:30) 室堂(杉山怪我により離脱)→(5:32~40) 浄土山→(7:19~30) 獅子岳手前→7:33 獅子岳→8:19 ザラ峠→(8:49~9:00) 五色ヶ原キャンプ→(10:07~20) 刈安峠手前→(11:35~12:00) 平ノ小屋→(12:00~12:10) 渡し船移動→(12:34~50) 避難小屋→13:14 針ノ木谷1490m地点→17:30 就寝
 
 縦走一日目が晴れでさい先が良い。室堂前にて靴擦れの杉山と分かれる。杉山からは後半の行動食などをわけてもらう。行動食を最低限にしていた西と筆者はこれで潤った。

8日間の100kmをゆうに超える縦走が始まったのだと高揚と始まったのかと落胆が交錯する。
歩くこと1時間、浄土山手前で優太のザックのウエストベルトの留め具が壊れた。優太、肩のみで担ぐ縦走が始まった。

めちゃめちゃ天気がいい。薬師がよく見える。

天候が悪い日が多かったので雷鳥は見飽きた。。。嘘だ、やはり雷鳥に会えると嬉しい。


サクサク進む

サク…サク…

あ”あ”ぁ”-------暑い。五色からの下りがクソ暑い。写真奥の坊主(西)は見るからに死んでいる。

舟‼1000m標高を下げて平ノ小屋から渡し舟に乗る。平ノ小屋は山人よりも釣り人に人気なようだ。いい釣り場らしい。


乗船時間は10分ほど。風が気持ちいい。高山に囲まれた渓谷で船に乗れるなんて最高である。筆者はこの船が好きになり、1カ月後に個人山行で再び訪れることになった。

針ノ木谷少々進んだ1490m地点が平坦であったのでここで今日は泊まる。
ちょっと下れば川の水を汲める、電波も通じたので最高である。

☝濡れたシュラフを振り回して乾かそうとする西

8/11(金) 曇り 山の日!
起床2:45→出発3:58→船窪出合8:29→針ノ木谷出合9:14→針ノ木小屋12:35→夕食15:40→就寝18:00 
3日前に台風が通過したため水量は多め
よって針ノ木谷では足じゃぶじゃぶ渡渉祭りであった。


登山靴からサンダルに履き替えて渡る。めちゃくちゃ水が冷たい
登山靴→サンダル、サンダル→登山靴の履き替えが面倒なので川に足場用の石を投げ入れてジャンプで沢を渡る。そんなことが続くともうなんだか山に登ってるかんじがしない。原始人の遊びみたいだ。
この渡渉ジャンプ大会で失敗した後藤・村田の登山靴は水没で死んだ。目に見えてテンションが落ちている。


やっと針ノ木谷出合に到着。正直ここまでの道は一生に一回で十分、二度と通過したくない
ここから一気に600m上げて針ノ木小屋へ向かう。
ここでも下部では渡渉祭りだ。

12:30針ノ木小屋に到着。小屋近くのテン場はいっぱいであったので少し上のテン場でとまる。
ここはもう稜線。水は貴重な存在で有料。よって往復1時間かけて水場まで汲みにいく。全員で行く必要がないのでテント場待機の2名を掛けたじゃんけん大会を実施。
日頃の行いのよい筆者と村田がテント場待機。本当に嬉しかった。

水汲みを待つ間シュラフなどを干す
小屋の有料水以外の水場は天狗山荘までない。一人4~8ℓの水歩荷。しんどいなあ



8/12(土) 曇り時々雨
起床2:45→出発3:52→針ノ木岳4:32→スバリ岳(5:16~30)→赤沢岳6:53→鳴沢岳(7:44~55)→新越乗越山荘(8:25~35)→岩小屋沢岳9:16→種池山荘(10:39~55)→爺ヶ岳南峰(11:42~50)→爺ヶ岳中峰12:05→冷乗越12:52→冷池山荘13:03→就寝18:30 

今日は雨が降ったりやんだり。ぐずついた天気。水歩荷のせいで重い。まぁ縦走なんでしゃあない。そんなもんだと諦めて進む。

後藤の背中が全てを物語る。…気がする

眼下には黒部湖。黒四ダム(←ブラタモリを見て通ぶった言い方をした)は見えなかった。

ぐずついた天気での縦走で村田がふてこくなった。顔面が終わってる。


光が差す新越山荘

まだまだ進む

爺ヶ岳への登り。ガスって眺望が利かないので花を映してみた
筆者は爺ヶ岳のネーミングが何となく好き。その名を知った時から行ってみたかったので登れてハッピー。だが、景色はない

冷池山荘到着。山の日を含む三連休でテント場は満員。難民キャンプ状態。酔ったおっさんが何やら騒いでいた。そんな人もいるよなぁ。

8/13(日) 晴れ
起床2:45→出発3:53→布引山4:34→鹿島槍ヶ岳(5:20~25)→キレット小屋(7:02~15)→北尾根の頭(8:43~50)→北尾根の頭(8:43~50)→G5 9:45→五竜岳(10:42~55)→五竜山荘11:38→大黒岳(12:21~30)→唐松山荘13:35→就寝19:30 


本日、晴天ナリ
久しぶりの晴れ。朝から稜線歩きがワクワクだ
 
日の出前の雲海 

清々しい顔をしている


これは楽しい

昨日はふてこかった村田も楽しそう

鹿島槍ヶ岳南峰 立山がよく見える

キレットを吹き抜ける雲

キレット小屋前にはしごがある。

ここでトイレの清掃を待って小便タイム

北尾根ノ頭より五竜方面

五竜山荘 ちょっとガスってきた

唐松山荘
ここもテント場は混雑している。だいぶ下のほうでやっと2張張れた。奥の残雪から雪解け水が流れており無料で水をゲットできた!久しぶりに無制限に水を飲む。だが針ノ木からの水歩荷は少し無駄になった。

8/14(月) 晴れ
起床2:45→出発4:15→唐松岳4:29→不帰二峰南峰5:05→不帰二峰北峰5:20→不帰險5:37→不帰一峰6:13→天狗の頭(7:41~50)→天狗山荘8:07→白馬鑓ヶ岳(8:57~9:10)→杓子岳9:56→白馬頂上宿舎10:55→就寝18:00

この日は行動時間が一番短いチョロい日
しかも晴れ。チョロい

いつもながら山頂でのご来光より先に進むことを選ぶ山岳部

日の出が稜線の東側を進んでいる時でラッキー

八峰キレットより不帰キレットのほうがシビア

岩場に慣れてない一回生村田は遅い。慣れたらサクサク行ける


天狗の大下り

最後尾を歩く優太 

天狗の頭への道 めちゃめちゃ気持ちいい

縦走も5日目 村田の習性が分かってきた 行動時間が4時間を超えるとふてこくなる
具体的にいうと返事が遅い、しない。歩き方が雑。本当にどついてやろうと数回思った。
口頭注意にとどめた

天狗山荘は雪害で封鎖していた。確かに年中山にあるって相当な負荷がかかるよなぁ。

白馬岳頂上宿舎に到着 
テント場より少し上にある白馬山荘 すごいきれい 山小屋とは思えない
かなり早くTSに到着したのでそのへんをぶらぶらする。

16時より白馬のネイチャーガイド?の無料のお花解説があり、天気図作成の西と村田を残してこれに参加する。今までは花に興味はなかったが名前を知ると凄い愛着がわく
筆者のお気に入りはタカネヨモギ 八峰キレットや稜線などでたまに嗅いでいた匂いの原因がこのタカネヨモギだと知って好きになった。明日からは花をめでながら山を歩くことになる。

8/15(火) 曇り時々雨
起床2:45→出発3:50→白馬岳4:24→三国境4:52→2508m分岐(5:20~30)→避難小屋前(6:06~20)→雪倉岳(6:45~55)→赤男山(8:10~20)→小桜ヶ原8:48→水平道船窪9:06→朝日小屋10:27→就寝17:30

お花畑で有名な白馬岳 花を紹介していこう 

ガクが開いているのでイワヒバリ チシマヒバリとの見分けがつくようになった

わからん

わからん


わからん


たかねつめくさ かなぁ 違う気がする 昨日の講習だけでは覚えきれなかった

わからん


わからん


わからん わからん花ばかり


名前は知らんがよく見るやつ


ふわっとガスっていて幻想的

雪倉岳避難小屋


縦走6日目にて集合写真が無いことに気づく
鹿島槍ヶ岳とか白馬岳とかあったのに全てスルーしてしまった。

集合写真をよく取り忘れる
一枚も取らないのはよろしくないのですごいマイナーな雪倉岳で集合写真をとる
人がいなかったのでザックを積み上げてカメラ台にしたが視点が低い  景色がまったく写っていない




写真を撮ったのであとはただただ進んだ


今日も行動時間が短くTSで余った食料でパーティーをした
これが楽しい

8/16(水) 曇り時々雨
2:45 起床→出発3:39→朝日岳(4:21~30)→吹き上げのコル4:47→照葉池5:03→あやめ平(5:43~55)→黒岩平6:52→黒岩山(7:23~35)→文子の池7:56→サワガニ山(8:33~45)→北又の水9:12→白鳥山13:28→就寝17:30 

雨 親不知まであと少し 栂海新道を歩く

ここは木道があるかいい

連日の雨 木道のない道はドロドロ つらい

あ”あ”ぁ”、靴がどろどろ



黒岩平 キャンプ禁止と言われても地面はドロドロ キャンプなんかしようとも思わない
ドロドロの道で筆者もイライラがつのる
すると前を歩く前を歩く後藤が泥沼にはまり膝まで泥まみれに
笑う筆者、それを睨む後藤 ここに亀裂が生まれた
しかし、筆者は後藤のおかげで気分がすっかりよくなった
泥にはまるたびにギスギスしていく
悪路とはげに恐ろしきもの

黒岩山 道が悪かったので以上に長く感じた
「湿地に道を作ってはいけない」と西から名言が生まれた

   
雨が降ってきた
北俣ノ水場で水分補給 ここからまた水歩荷

黄蓮の水 北俣ノ水場で補給したのでここはスルー
道が新道なのでちょっとした高低差でも直登しかないのでキツイ
整備された道のありがたみを知る一同

やっとついた白鳥小屋 坊主西も笑顔

最後のテント泊 標高が低いので虫がおおい

優太がクワガタを捕まえた。ボーイスカウトをしていた彼は昆虫にテンションがあがっていた

8/17(木) 曇り
起床2:45→出発3:42→シキ割4:28→坂田峠(5:26~40)→尻高山(6:10~20)→入道山(7:01~10)→親不知8:05 

さあ最終日
そろそろ、己がくさい 風呂に入りたい

久しぶりのアスファルト

海が見えた‼ 終わりが近づいてきた


親不知観光ホテル  駐車場にザックをデポ

ふぉーーー!海だ(ふなむしが多い)

やっと着いた親不知 海!

海をバックに集合写真
これを目標に歩いた
筆者にとっては大学生活最後の夏合宿
今までで一番長かったが達成感もひとしお
この長期山行で皆心身ともに強くなったであろう。


おまけ
海に飛び込むもののあまりの波の荒さに逃げ上がる筆者と西




親不知観光ホテルで風呂に入って無事人間に戻りました。

文:坂本
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