期間:2月10日~14日
参加者:野口・大倉さん(OB)・秋葉コーチ・橋本さん(秋葉友人)
記録:野口
10日から14日までOBの大倉さん、秋葉さん方と八ヶ岳に行ってまいりました。
10日 晴れ
名古屋からの特急で大倉さんと1年ぶりの再会をする。茅野に13時前に着き、美濃戸口行きのバスを1時間近く待つ。15時ごろ美濃戸口に着き、赤岳鉱泉を目指す。前日に京都でも大雪が降ったため、八ヶ岳もかなりの積雪が予想されたが、大同心、小同心共に真っ黒で、雪はそれほど無かった。18時半近くにヘロヘロになりながら鉱泉に着き幕営した。
11日 晴れ
この日に秋葉さんと橋本さんが入山してくるため、先にジョウゴ沢に行きアイスクライミングをしている。朝から良く晴れており、気温も高く、絶好のアイス日和である。F1はフリーで抜け、F2は野口リードで登る。そこからさらに沢を詰め、ナイアガラまで行く。そこで各々リードトップロープを1回ずつ行い、他のパーティーもいたため、場所を変更する。乙女の滝まで下り、登っている人たちを眺めていたが、自分たちにはリードできそうもなかったため、大滝に行く。しかし途中でトレースもなくなり、そこから見える滝も細く、雪でだいぶ埋まっているため、日なたで秋葉さんたちを待つ。しかし一向にくる気配がないため、再び乙女の滝へ。乙女の滝に行く途中で秋葉さん、橋本さん、ビニューさんと合流することができた。早速、乙女の滝を1人平爪アイゼンの大倉さんが何回もテンションを掛け、トップロープを張る。その隣にも設置し、各自2回ほど登り、アイスを楽しんだ。その後鉱泉に戻り、ビーコン操作の練習をした。やはりこの練習は何度やっても良い勉強になる。しっかりと教えてもらい、夜は野口が運んできたビールで乾杯。雑談を楽しんだ。
12日 雪
昨日とは天気が一転し、雪である。大同心、小同心も白く変化している。秋葉さん、橋本さんはこの日に下山のため、テント撤収後、南沢大滝に向かう。鉱泉から南沢大滝までは結構の距離があるため、帰りがキツそうである。南沢を半分ほど下り、取り付きに着くと、小滝には人がいたため、大滝に向かう。大滝は上部が垂直で面白そうである。秋葉さんリードでトップロープを設置してもらい、各自1回ずつ登り、小滝に移動する。ここで、それぞれが、リードとトップロープを行い、時刻は既に14時を過ぎていたため、秋葉さん、橋本さんは下山をし、我々は、鉱泉に戻った。
13日 晴れ、風強し
どうやら今年一番の寒波が来ているようだ。中山尾根に登るかどうか考えているうちに、中山乗越に着いてしまった。そこから伸びているトレースに足を踏み入れ、登ってゆく。トレースはあるものの、雪は足首から膝下まであり、交代しながら登ってゆく。8時50分に樹林帯の最後でハーネスを履き、登攀の仕度をした。そこからスタカットで下部岩壁の取り付まで行き野口がリードで登ってゆく。本来下部岩壁は、稜線から3mほど降りた地点から取り付くが、正面にペツルのハンガーボルトがしっかりと打ってあったため、そかから登った。しかし、3級+のはずであるが、軽く4級+はあった。それでも何とか登り、大倉さんがフォローで登るものの、2回ほどテンションをかけてしまった。そこからスタカットで3ピッチ進み、上部岩壁に取り付く。ここも野口リードでラストが難しかったものの何とかクリアー。大倉さんもそれに続いた。やはり、ラインは正しく取らなくては。そこから2ピッチ進み、バンドをトラバースし、稜線に出る。12時20分であった。それにしても寒い。稜線上は風が強く、体感温度はマイナス25度は超えていたのではないだろうか。地蔵尾根を下るも樹林帯まで、ルートがしっかりとせず、安心できなかった。赤岳鉱泉に着きビールで乾杯した。
14日 曇り
本来であれば小同心クラックを登るはずであったが、天気が優れないため、下山した。美濃戸口で温泉に入り、ビールで乾杯し、今回の山行を終了した。
今回はアイスクライミングも充実し、中山尾根をリードすることができ、自分自身にとってプラスになることが多く、本当に良かった。この山行を計画してくださった大倉さん、去年に引き続き、同行してくださった秋葉さん、橋本さん本当ありがとうございました。またご一緒しましょう。
10日 入山時の大倉さん 11日 後ろは阿弥陀岳
乙女の滝を登る秋葉さん ビレーをする橋本さん
大同心・小同心です 12日 南沢大滝に向かう大倉さん
南沢大滝を登る野口 同じく秋葉さん
右から秋葉さん、大倉さん、野口です
13日 白くなった大同心・小同心
中山尾根を登り終えた大倉さん 行者小屋にて
同じく野口です
参加者:野口・大倉さん(OB)・秋葉コーチ・橋本さん(秋葉友人)
記録:野口
10日から14日までOBの大倉さん、秋葉さん方と八ヶ岳に行ってまいりました。
10日 晴れ
名古屋からの特急で大倉さんと1年ぶりの再会をする。茅野に13時前に着き、美濃戸口行きのバスを1時間近く待つ。15時ごろ美濃戸口に着き、赤岳鉱泉を目指す。前日に京都でも大雪が降ったため、八ヶ岳もかなりの積雪が予想されたが、大同心、小同心共に真っ黒で、雪はそれほど無かった。18時半近くにヘロヘロになりながら鉱泉に着き幕営した。
11日 晴れ
この日に秋葉さんと橋本さんが入山してくるため、先にジョウゴ沢に行きアイスクライミングをしている。朝から良く晴れており、気温も高く、絶好のアイス日和である。F1はフリーで抜け、F2は野口リードで登る。そこからさらに沢を詰め、ナイアガラまで行く。そこで各々リードトップロープを1回ずつ行い、他のパーティーもいたため、場所を変更する。乙女の滝まで下り、登っている人たちを眺めていたが、自分たちにはリードできそうもなかったため、大滝に行く。しかし途中でトレースもなくなり、そこから見える滝も細く、雪でだいぶ埋まっているため、日なたで秋葉さんたちを待つ。しかし一向にくる気配がないため、再び乙女の滝へ。乙女の滝に行く途中で秋葉さん、橋本さん、ビニューさんと合流することができた。早速、乙女の滝を1人平爪アイゼンの大倉さんが何回もテンションを掛け、トップロープを張る。その隣にも設置し、各自2回ほど登り、アイスを楽しんだ。その後鉱泉に戻り、ビーコン操作の練習をした。やはりこの練習は何度やっても良い勉強になる。しっかりと教えてもらい、夜は野口が運んできたビールで乾杯。雑談を楽しんだ。
12日 雪
昨日とは天気が一転し、雪である。大同心、小同心も白く変化している。秋葉さん、橋本さんはこの日に下山のため、テント撤収後、南沢大滝に向かう。鉱泉から南沢大滝までは結構の距離があるため、帰りがキツそうである。南沢を半分ほど下り、取り付きに着くと、小滝には人がいたため、大滝に向かう。大滝は上部が垂直で面白そうである。秋葉さんリードでトップロープを設置してもらい、各自1回ずつ登り、小滝に移動する。ここで、それぞれが、リードとトップロープを行い、時刻は既に14時を過ぎていたため、秋葉さん、橋本さんは下山をし、我々は、鉱泉に戻った。
13日 晴れ、風強し
どうやら今年一番の寒波が来ているようだ。中山尾根に登るかどうか考えているうちに、中山乗越に着いてしまった。そこから伸びているトレースに足を踏み入れ、登ってゆく。トレースはあるものの、雪は足首から膝下まであり、交代しながら登ってゆく。8時50分に樹林帯の最後でハーネスを履き、登攀の仕度をした。そこからスタカットで下部岩壁の取り付まで行き野口がリードで登ってゆく。本来下部岩壁は、稜線から3mほど降りた地点から取り付くが、正面にペツルのハンガーボルトがしっかりと打ってあったため、そかから登った。しかし、3級+のはずであるが、軽く4級+はあった。それでも何とか登り、大倉さんがフォローで登るものの、2回ほどテンションをかけてしまった。そこからスタカットで3ピッチ進み、上部岩壁に取り付く。ここも野口リードでラストが難しかったものの何とかクリアー。大倉さんもそれに続いた。やはり、ラインは正しく取らなくては。そこから2ピッチ進み、バンドをトラバースし、稜線に出る。12時20分であった。それにしても寒い。稜線上は風が強く、体感温度はマイナス25度は超えていたのではないだろうか。地蔵尾根を下るも樹林帯まで、ルートがしっかりとせず、安心できなかった。赤岳鉱泉に着きビールで乾杯した。
14日 曇り
本来であれば小同心クラックを登るはずであったが、天気が優れないため、下山した。美濃戸口で温泉に入り、ビールで乾杯し、今回の山行を終了した。
今回はアイスクライミングも充実し、中山尾根をリードすることができ、自分自身にとってプラスになることが多く、本当に良かった。この山行を計画してくださった大倉さん、去年に引き続き、同行してくださった秋葉さん、橋本さん本当ありがとうございました。またご一緒しましょう。
10日 入山時の大倉さん 11日 後ろは阿弥陀岳
乙女の滝を登る秋葉さん ビレーをする橋本さん
大同心・小同心です 12日 南沢大滝に向かう大倉さん
南沢大滝を登る野口 同じく秋葉さん
右から秋葉さん、大倉さん、野口です
13日 白くなった大同心・小同心
中山尾根を登り終えた大倉さん 行者小屋にて
同じく野口です
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