忍者ブログ
Admin*Write*Comment
立命館大学山岳部ブログ
[32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

期間:2月10日~14日
参加者:野口・大倉さん(OB)・秋葉コーチ・橋本さん(秋葉友人)
記録:野口

10日から14日までOBの大倉さん、秋葉さん方と八ヶ岳に行ってまいりました。

10日 晴れ
名古屋からの特急で大倉さんと1年ぶりの再会をする。茅野に13時前に着き、美濃戸口行きのバスを1時間近く待つ。15時ごろ美濃戸口に着き、赤岳鉱泉を目指す。前日に京都でも大雪が降ったため、八ヶ岳もかなりの積雪が予想されたが、大同心、小同心共に真っ黒で、雪はそれほど無かった。18時半近くにヘロヘロになりながら鉱泉に着き幕営した。

11日 晴れ
この日に秋葉さんと橋本さんが入山してくるため、先にジョウゴ沢に行きアイスクライミングをしている。朝から良く晴れており、気温も高く、絶好のアイス日和である。F1はフリーで抜け、F2は野口リードで登る。そこからさらに沢を詰め、ナイアガラまで行く。そこで各々リードトップロープを1回ずつ行い、他のパーティーもいたため、場所を変更する。乙女の滝まで下り、登っている人たちを眺めていたが、自分たちにはリードできそうもなかったため、大滝に行く。しかし途中でトレースもなくなり、そこから見える滝も細く、雪でだいぶ埋まっているため、日なたで秋葉さんたちを待つ。しかし一向にくる気配がないため、再び乙女の滝へ。乙女の滝に行く途中で秋葉さん、橋本さん、ビニューさんと合流することができた。早速、乙女の滝を1人平爪アイゼンの大倉さんが何回もテンションを掛け、トップロープを張る。その隣にも設置し、各自2回ほど登り、アイスを楽しんだ。その後鉱泉に戻り、ビーコン操作の練習をした。やはりこの練習は何度やっても良い勉強になる。しっかりと教えてもらい、夜は野口が運んできたビールで乾杯。雑談を楽しんだ。

12日 雪
昨日とは天気が一転し、雪である。大同心、小同心も白く変化している。秋葉さん、橋本さんはこの日に下山のため、テント撤収後、南沢大滝に向かう。鉱泉から南沢大滝までは結構の距離があるため、帰りがキツそうである。南沢を半分ほど下り、取り付きに着くと、小滝には人がいたため、大滝に向かう。大滝は上部が垂直で面白そうである。秋葉さんリードでトップロープを設置してもらい、各自1回ずつ登り、小滝に移動する。ここで、それぞれが、リードとトップロープを行い、時刻は既に14時を過ぎていたため、秋葉さん、橋本さんは下山をし、我々は、鉱泉に戻った。

13日 晴れ、風強し
どうやら今年一番の寒波が来ているようだ。中山尾根に登るかどうか考えているうちに、中山乗越に着いてしまった。そこから伸びているトレースに足を踏み入れ、登ってゆく。トレースはあるものの、雪は足首から膝下まであり、交代しながら登ってゆく。8時50分に樹林帯の最後でハーネスを履き、登攀の仕度をした。そこからスタカットで下部岩壁の取り付まで行き野口がリードで登ってゆく。本来下部岩壁は、稜線から3mほど降りた地点から取り付くが、正面にペツルのハンガーボルトがしっかりと打ってあったため、そかから登った。しかし、3級+のはずであるが、軽く4級+はあった。それでも何とか登り、大倉さんがフォローで登るものの、2回ほどテンションをかけてしまった。そこからスタカットで3ピッチ進み、上部岩壁に取り付く。ここも野口リードでラストが難しかったものの何とかクリアー。大倉さんもそれに続いた。やはり、ラインは正しく取らなくては。そこから2ピッチ進み、バンドをトラバースし、稜線に出る。12時20分であった。それにしても寒い。稜線上は風が強く、体感温度はマイナス25度は超えていたのではないだろうか。地蔵尾根を下るも樹林帯まで、ルートがしっかりとせず、安心できなかった。赤岳鉱泉に着きビールで乾杯した。

14日 曇り
本来であれば小同心クラックを登るはずであったが、天気が優れないため、下山した。美濃戸口で温泉に入り、ビールで乾杯し、今回の山行を終了した。

今回はアイスクライミングも充実し、中山尾根をリードすることができ、自分自身にとってプラスになることが多く、本当に良かった。この山行を計画してくださった大倉さん、去年に引き続き、同行してくださった秋葉さん、橋本さん本当ありがとうございました。またご一緒しましょう。

      
10日 入山時の大倉さん    11日 後ろは阿弥陀岳

      
乙女の滝を登る秋葉さん     ビレーをする橋本さん

      
大同心・小同心です            12日 南沢大滝に向かう大倉さん

        
南沢大滝を登る野口         同じく秋葉さん

右から秋葉さん、大倉さん、野口です

13日 白くなった大同心・小同心

中山尾根を登り終えた大倉さん 行者小屋にて

同じく野口です
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メール
URL
コメント
文字色
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
  • ABOUT
より多くの方に立命館大学山岳部を知ってもらうためのブログです。
  • カウンター
  • 最新CM
[09/05 l4eb0df752]
[06/26 Boom Beach Gems illimités]
[08/29 坂本]
[08/22 NONAME]
[01/07 NONAME]
Copyright © 立命館大学山岳部ブログ All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie
忍者ブログ [PR]