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立命館大学山岳部ブログ
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11月1日に六甲山で開かれた京都学生登山交流会の講習会に参加しました。島田和昭ガイドに講師として来て頂き、緊急時の対処について学びました。

神戸大学山岳部、探検部、同志社大学山岳部、立命館大学山岳部が参加しました。

立命館からは2回生早川、北川、1回生吉田、坂本が参加しました。



まずは各部活の医療パックの確認。島田ガイド曰く、山行に慣れているほど洗練されたものになるらしい。

わが山岳部の医療パックを見るとぱんぱんに膨らんでいた。

必要なもの要らないものを教えて頂く。消毒液はいらないらしい。これから冬の時期には低体温症対策に葛根湯があるとよいとのこと。

合宿前に整理しよう。



次にツェルトを張る。今までしてこなかったので、ぼろがでる。持ってきたツェルトに針縄がついていなかった。

床の部分をぴんと張りちょうど稜線みたいになっている所を地面と平行に張ると綺麗に張れる。雨の時は下にマットやザックを敷いて濡れを防ぐ。

当たり前のことだけど知識として知ってるかどうかでいざ実践になったとき違ってくるはず。

今後泊まる練習もしたい。

 

ちなみに上の写真にあるタイプは蒸れやすい。

ファイントラックという製品がお勧めだとか。だが高いらしい。



テーピング。怪我した人にきつくないか、など声掛けをする。

巻き方はいざやるとなると焦ったりして忘れるものなのでマニュアルを持参すると助かる。

 
 
ツェルトを使った搬送。負傷者のそばまでポールを巻いていく。持ち上げるときは一斉に揃えて上げる。

 

写真は背負い搬送の一つ。ザックを使ったバージョン。ショルダーの上部にガースヒッチでスリングを結び、負傷者のレッグループに環付きをかける。

運搬者はザックを背負う。そのとき両端と前後に人を配置し支える。運搬者の交代時も。

実際に搬送してみたが慣れてない人がすると、足が木に当たったり、疲れてふらふらしたりして、怪我した人への負荷は大きいだろうなと感じた。




fixを張る。写真のように、張ってきた方のロープの途中に八の字を作り環付きをかけ、その環付きに支点からかえしてきた方のロープをムンターヒッチで結んで引っ張るとぴんと張れる。

また川に張るときはななめに張る。流れに垂直に張ると、通過の際川の真ん中あたりで強い力を受け身動きが取れず沈む可能性が高い。



レイジング



写真は滑車を作っての引き上げ。いわゆる3分の1を作っている。



写真では分かりずらいけど、3分の1を作ると引き上げる力を軽減することができる。



写真は2分1での引き上げ。引き上げる人数が多ければこれで十分な場面は多い。


このほかにも事故の発生からヘリコプターが来るまでの、一連の流れのなかで注意すべきことなど、大事なことを教わりました。どれも現実的な話で勉強になることが多かったです。



というようなことで、

大変意味深い時間を過ごした1日でした。ただ残念なことに、折角教わっても、記憶は曖昧になりがちです。記録したことを時折見返したりして身に着くようにしていきます。


最後になりましたが、関西の学生のためにとご多忙の中来て頂いた島田和昭ガイド、またあらゆる助言を与えてくれた神戸大学、同志社大学の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
                                       文 北川

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8月29日(土)~9月4日(金)まで毎年国立登山研修所が行っている研修会に縦走研修コースで参加してきました。

28日 夕方まで授業があったのでサンダーバードに乗って富山駅に向かい、大雨で1時間遅延するも11時頃到着。

前回は富山まで来てサイゼリヤで夕食という失態を犯したので名物ブラックラーメンを食べてきました。美味しかったです。そして駅周辺で野宿。


29日 雨は一向にやむ気配はない。

5時半の電鉄に乗り7時ごろ登山研修所に到着。


開会式後は「ナビゲーション技術」、「確保理論」の講義を受け、班員・講師との顔合わせをし、各大学の現状や研修で学びたいことを話した。

同志社のワンゲルは今年20数人入部してきたらしい。すごい

ちなみに参加者のほとんどが前泊していました……


30日 今日も朝から雨のため立山駅でなく所内の清掃をし、朝食、「登山の医学」の講義、墜落者確保、ぺミカン作りなどを行った。



自班はすき焼き、カレー、豚汁などなかなか美味しそう。

不要な箱などは捨て、ジップロックに詰めてなるべく軽くする意識は重要だと感じた。


31日 入山日、今日も雨。
室堂ターミナル~雷鳥沢BC~大走り~真砂岳~別山~夏山前進基地

途中浮石の認識不足、休憩時の安全確認など注意を受けた。

またコースタイムが書かれているマップにばかり頼らず高低などからタイムを予測したり地形から、現在地やルートの正誤を確認をしていくことが大切だと指導を受けた。


9月1日 今日も雨風ともに強い。

悪天候のため大日岳へ行く予定を変更し、別山近辺で読図とルートファインディングの研修を行った。



目的地に気づかず通り過ぎてしまうなど地形図の読み取りに他大学と経験の差を感じた。

テント場に戻ってからはツェルトの設営をポールがある時、ない時の場合で教わった。


2日 今日も風が強い。

前進基地~平蔵谷~剱岳~前剱~一服剱~剣山荘~前進基地

起きたら強風でポールが曲がりテントが半分つぶれてしまっていた。

今日はリーダー役で停滞、変更の判断を任され、視界不良のため1時間停滞し、その後平蔵谷へ。

途中までガスで視界が悪かったが徐々に良くなり青空も見え出した。



カニのタテバイ


なんとかお目当ての剱岳に到着。


しかしリミットの12時を少し超えてしまい、小さなミスの積み重ねを減らしていくよう注意を受けた。

夕食を終え、今日はツェルト泊でした。

また就寝前にメンバーの4人に意外な共通点を発見し盛り上がる。あのさぁ……


3日  今日も雨。

天候不良のため予定を繰り上げ、地図にはないボッカ道を通り室堂に到着。

研修所で搬送訓練を行い、まだまだ体力が必要だと感じた。

ツェルトの設営時にも言われたがいつも練習通りの状態とは限らないため、いかにその場にあるもので対応していくかが重要である。


4日  今日も雨。

「夏山の気象と雪渓」の講義と班別協議、そして全体協議が行われた。

リーダーの役割・資質、下級生の育成、部・サークルの運営について様々な意見の交換が活発に行われ非常に参考になった。

この研修を通じて自分の意識の甘さや知識不足を痛感した。

しかし普段の練習の何倍も濃い経験を積むことができ成長を感じることができた。

今回学んだことは実践しないとなかなか身につかないことが多いので、自分自身しっかり反復実践し他の部員にも伝えていこうと思う。

最後に研修会でお世話になった小林講師、島田講師をはじめとした講師の方々そして班のメンバー本当にありがとうございました。

Aパーティー4泊5日、Bパーティー6泊7日で長野県から槍ヶ岳・穂高岳を目指し縦走合宿をしてきました。

参加者は3回…佐々木ほ 木村 2回…北川 1回…坂本 吉田 の5人です。


【17日】 京都駅~信濃大町駅

7時頃に京都駅に集合し、出発しました。

青春18切符とタクシーを使い約10時間の長旅の予定でしたが、昨晩からの大雨の影響で電車が遅れ、松本駅で各自晩御飯を済ませ19時頃信濃大町に到着しました。

到着しても雨は止まず幸先の悪いスタートになると思いきや予約していたアルピコタクシーの方のご厚意で車庫の一部で寝泊まりさせていただきましたっ……!!

事務所のトイレや水道も快く使わせていただき本当にありがとうございました。

これから来るときは毎回ここを利用しましょう。
屋根があるって素晴らしい。アルピコタクシー素晴らしい。


【18日】 信濃大町駅~高瀬ダム~烏帽子小屋

タクシーを使い高瀬ダムに到着し6時頃出発。



コースタイムは5時間程でしたが3時間程で烏帽子小屋到着となかなか快調なペースでした。




次のテント場までは長いのと初日ということで朝を早めにして無理せず予定通りここでテント設営。

そのあとは空身で烏帽子岳に登ったり、読書したりと夕食までのんびり過ごしました。





夕食はキムチ鍋でした。程よい辛さが食欲をそそり美味しかったです。

                                       文 木村


【19日】 烏帽子小屋~野口五郎岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋

ねむ(-_\)

烏帽子小屋を出発!


山の朝の空気は本当に清々しい。
この空気は山だけである\( ・∀・)ノスバラシイ


とことこ歩いて野口五郎岳に到着!
2924m、いつもの下界はとんでもなく下にあるわけです笑



 
 



 

水晶小屋にて


鷲羽岳まであと少し
しばし休憩
ここからの急登がふんばりどころ
 







鷲羽岳



三俣蓮華岳



よしゃー、双六岳に到着!
めちゃ曇ってましたが(^_^;)


とことこ下って、今日のテント場、双六小屋に到着!


夕飯は何かな?

暗くなってきたので、寝ます(´ω` )zzZ
 

                                       文 吉田


【20日】 双六小屋~槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘~南岳小屋

合宿4日目は双六小屋から。ここから穂高岳山荘まで無料の水場はないので1人あたり5リットルほど補給しておく。

曇天のなか5時に出発し、まずは樅沢岳への道を上る。その樅沢岳から、再び槍ヶ岳を望むようになった。


  

実質、合宿3日目の我々はそれなりに早いペースで進む。途中のざれた鎖場も無事に越えて、千丈乗越に7時37分に着いた。

10分休憩し槍ヶ岳への最後の上りを詰める。

この最後の上りが長い、ように感じられた。息が切れる。体力不足が露骨に表れた。




だいぶ上がったところで振り返る。遠くに双六岳や鷲羽岳などが見えた。

 



 

山荘に8時40分着


しばらく休憩して、天気が天気なだけにさっさと槍ヶ岳の頂を踏もうという事に。

 

 



山荘から18分かかる。朝から生気が感じられなかった我々も頂上に着くと良い顔していた。

 

  


9時40分ごろ下りてきた。山荘でお土産をあさったりしてすでに下山モードな部員がいたが、ここからも気が抜けない道が続くので気を引き締めないといけない。 






槍ヶ岳山荘からは、今日中に槍沢を下って上高地に向かう木村、吉田ペアと別れる。彼らが嬉しそうな顔をしていたのは気のせいだったと思う。


彼らのお見送りをした後、我々もここにいてもしょうがないという事になり、すぐ出発することに。50分の出発。


 



 

山荘から大喰岳のピークまで、飛騨側から強い風と雨が吹き付ける。飛騨側の向こうの空は晴れているのに不思議だ。

途中の中岳からは槍ヶ岳、穂高岳がよく見えた。

南岳付近になると晴れてきた。南岳小屋には12時8分に到着。今日はここでテントを張る。天場代は一人1000円でトイレは無料、便座付きだ。


【21日】 沈殿

前日の夕方から雨が強くガスで視界も悪くなり、この日も変わらず沈殿と決まる。大キレットを前にしての沈殿は、不安な時間であった。

 

                                     
                                       文 北川


【22日】 南岳山荘~北穂高岳~涸沢岳~穂高岳山荘


新入生の1回坂本です。


22,23日分の報告をします。


 朝、雨が上がり視界が晴れている事を願って起床
残念...。雨と視界不良で沈殿続行
とりあえず、二度寝



11
50
 チャンス!!!曇ってはいるが雨がやんだ


急いで朝食?を食べ、テントをしまい準備完了‼


1235 南岳小屋出発


 いよいよ大キレット


幸いガスってキレットの下が見えないので高所感がなく怖くない…いや、怖いわ


ガスの中に引き込まれそうで怖い
   


 足元をしっかり確認し、滑らないか確かめて進む


登っては下り、登っては下り…


 

1520 着いた、北穂高岳 小屋が割と大きい


360度真っ白の景色に落胆OTL
 



ここで穂高さんの念願の穂高連峰での記念写真を行う
 


1535 水不足かつ北穂高小屋は水が有料なので穂高岳山荘へ歩を進める


谷の下の涸沢小屋から聞こえてくる謎の音楽を聞きながら進む
  


歩いていたら段々天気が良くなり涸沢岳、奥穂岳が目の前に!!


いい景色を久しぶりに見て元気が出てきた
 



1745 穂高岳山荘到着 広い、綺麗、温かい、水洗トイレ
 



星空が綺麗だが明日に備えて8時頃就寝


※テント泊


 


【23日】 穂高岳山荘~奥穂高岳~紀美子平~前穂高岳~紀美子平~岳沢小屋~河童橋


 奥穂の頂上でご来光を見るため300に起床


400 天気良し、準備よし、奥穂頂上へ出発


500 日の出前に頂上に到着
 



そして、ご来光‼日本で3番目の標高を誇る奥穂高岳から見るご来光でにんまり(^^)
 



北川さんもご満悦の様子です
 



530 奥穂に別れを告げ出発


7:14   前穂高岳に着く


 


ここでも穂高で穂高さんの記念写真 ご満悦

 


 
さあ、後は上高地へ行くだけです。


これが案外遠い上高地 途中天然のクーラーで涼み歩く、歩く、こける、歩く



10:50 やっと上高地に到着 


景色が綺麗、人の服装も綺麗



この後、ほぼ1週間ぶりのお風呂に入り綺麗さっぱり


そして、バスと電車で松本まで行きました


松本の餃子の王将で食べた天津飯が震えるほどおいしかったですねー。


お腹が満たされたので青春18切符を使って帰宅


 


辛かったが百名山を3つも登り、綺麗な景色たくさん見れた6日間に及ぶ合宿でした。


                                       文 坂本



  

4泊5日富山県で合宿をしてきました。
参加者は3回…佐々木ほ 木村 佐々木り 中島 2回…北川 早川 1回…坂本 本間 の8人です。1日目、2日目を担当します、本間です。

【6日】 京都駅~富山駅

15時頃に京都駅に集合し、出発しました。青春18切符を使って富山まで約6時間の長旅です。何回も電車を乗り換えて21時前に富山駅に到着しました。各自で晩ご飯を済ませこの日は富山駅の近くで野宿をしました。

【7日】 富山駅~室堂~雷鳥沢キャンプ場~剱澤小屋~真砂沢BC

始発で立山駅まで行きそこからロープウェーとバスで室堂まで行きました。室堂は涼しく過ごしやすい気候でした。ここは観光で来られている方がたくさんいました。私たちはその横を通り、
雷鳥沢キャンプ場~剣御前小屋~剣沢キャンプ場~真砂沢ロッジへと向かいます。荷物がこんなに重たいのは初めてで私は男の子に少しずつ持ってもらいました。。最初の剣御前までが上りでしんどかったです。
       
       
 
 剣御前



8:30に室堂をでて15:15に真砂沢ロッジに着きました。真砂沢に着いて
すぐにテントをたて、キムチ鍋をおいしく頂きみんなすぐに寝ました。。。

 




                                                                        文 本間


【8日】 長次郎谷で滑落停止など

雪訓する場所を求めて長次郎谷を上る。

今日も良い天気。




 


熊ノ岩に着いて、雪訓を始める。まずはピッケルを使ったアンカーの作り方から新入生達に覚えてもらう。続けて雪上でのビレィ、並行して滑落停止を行った。

成果はあんまりだ。雪の状態など雪訓に適した環境でなかった。自分も含め習得の程度も低い。本番で実践できるかといえば、疑問だ。ただ新入生たちに仕組みは理解してもらえたか。

何にしろ、もう一度雪訓に適した時期と場所で繰り返し何度も行う機会を設けるべきと、みなさん感じたと思う。

 


 

13時30分雪訓終了。

明日、長次郎谷を下りてくるかもしれないので終端部の様子を見に行く2人を残し、熊ノ岩を離れた。

真砂沢BC15時15分着。

偵察組が帰ってきた後、OBの清水さん達が到着されたのでご挨拶に向かう。その日の夜はOBの方とともにミーティングを行う。明日の予定と注意事項を確認した。

文 北川

こんにちは。剣岳登攀合宿(8/9)について、三回生(新入生)の中島博也が報告させて頂きます。

参加者 OB   清水さん 野口さん
    三回生 佐々木ほ(途中離脱)佐々木り 木村 中島
    二回生 北川 早川
    一回生 坂本

【9日】 真砂沢ロッジ~剣沢雪渓~源次郎尾根~剣岳~前劔~剣山荘~剣沢雪渓~真砂沢ロッジ

2:00ごろ起床。朝食を食べて、準備。
真砂沢ロッジ 3:00出発。

Ⅰ峰への取りつき場所を目指して剣沢を上ります。

 
(写真は別の日のものです。)

途中、佐々木穂高が体調不良になりながらもなんとか到着。しかし、ここで佐々木穂高の体調が悪化し続行は困難と判断。佐々木穂高は真砂沢ロッジ引き返し、残りのメンバーはⅠ峰山頂を目指します。

途中何度もOBのお力をお借りしながら、7:55Ⅰ峰登頂。
実際に上がってみて、剣岳の斜面の急さをより実感しました。

 
20分ほど休憩。つづいてⅡ峰を目指します。
ここからは少し下るので、足場の確認をさらに注意し、後ろへ足場の位置を伝達しながら進みます。

9:20-30 Ⅱ峰山頂到達。ここから懸垂下降に移ります。

 
かなりの高さのため、全体的に降りるまで時間が予定よりかかってしまいました。
10:00ごろ全員が降下し、ロープ等を片付け、いよいよ剣山頂を目指します。

10:43 剣山頂到達。

 




頂上には10名くらいの登山者がおられ、私たちが登頂した時に何名か拍手して下さりました。
天候にも恵まれ、頂上からの景色は最高でした。

休憩をとって写真を撮った後、11:05下山開始。
ここからは一般道を通り、剣山荘をまず目指します。

13:30剣山荘到着。
途中、カニのヨコバイなどで時間がかかってしまい、遅れ気味に到着しました。
休憩をとり、13:57出発。ここから剣沢を下り、真砂沢ロッジを目指します。

15:10 真砂沢ロッジ到着。
夕食の前に前日OBのお二人から頂いた差し入れをいただきました。
夕食後、ミーティングを行い、本日の感想、反省点、これからの課題などについて話し合い、OBのお二人からの考察も頂きました。


反省点
大きく分けて、「体力不足」と「技術不足」の2点が感じられました。
まず「体力不足」に関して、登頂時間は予定より少し早かったものの、体力的には余裕がなかったため、今後これによって注意力が落ち、最悪の事態が発生する恐れがあるため、OBの野口さんからも注意がありました。体力の増強が大きな課題と考えられます。
次に「技術不足」に関して、今回の登頂成功はOBお二人のサポートが無ければ不可能であったため、ロープが必要な個所でのフィックスやクライミング技術等の練習がまだまだ未熟であると実感しました。

個人的な感想
自分は今回のルートに関する予備知識が無かったため、登り始めてからこのルートの過酷さに驚きました。しかし、その分登頂できた時には今までと比べ物にならない達成感を味わうことができました。また、クライミング時に手間取ってしまったため、クライミング技術に関してまだまだ練習が必要であると感じました。

文 中島
【10日】 真砂沢BC~剱澤小屋~別山~真砂岳~富士ノ折立~雄山~一ノ越~室堂

4時ごろ起床。ご飯係以外は出発の準備にとりかかる。

4時30分、剱沢を下っていかれる清水さん達のお見送りをする。

5時出発。

えんえんと剱沢を上り、剱澤小屋に到着。

さらに上り剱沢キャンプ場周辺から20分ぐらいのところにある分岐から別山への急登を行く。

みんなしんどそうに上る。そんな中、早川君がみんなに声掛けをする。珍しいことだ。彼の心はいつも下界にあり山にはないのだが、今回は違うようだ。今後もこのようであってほしいものだ。

別山には8時50分着。

 

剱岳の全容。この日もまた天気が良かった。

 

別山からは縦走だ。がぜん元気が溢れる。


真砂岳9時46分到着。

室堂に下りてから、つい最近この当たりに熊が出没していた事を知った。それは。。。











富士ノ折立を通って雄山には11時20分着。

 



   

 



たくさんの人たちを見て、みんな下山した気分になったのか動かない。やたら休憩し53分出発。



一ノ越から老若男女どんどん人が上ってくる。落石を起こさないよう慎重に下りる。



一ノ越12時50分着。

あとは整備された道を下るだけ。

もう雰囲気は下界だ。

よく整備された道を校外学習に来たと思われる園児たちに交じって進み、室堂には13時23分に着いてこの合宿を終えた。

文 北川
こんにちは

8月1日から2日にかけて夏季合宿に向けた事前合宿を比良山地で行いましたので報告します。

結構前ですが。


参加者 3回生 佐々木り 木村 2回生 北川 新入生 坂本 吉田 本間


1日目 蓬莱駅~小女郎峠~蓬莱山~木戸峠~金糞峠

蓬莱駅に8時40分に集合、準備運動などをしつつ9時出発。まずは小女郎峠を目指します。


 

今年の夏は猛暑が続きました。この日も例外ではなく、気温が高く蒸し暑かったです。日ごろの運動不足もあってか、みんなばて気味でした。。。

結局、スタートから3時間もかかり小女郎峠に着きました。

 
 

小女郎峠からは待ちに待っていた稜線を進みます。


 

 

ピークを上っては下るを繰り返します。ジップラインがあればなあと言い合いつつ進みます。

結局、ペースは上がらないまま、17時ごろ金糞峠に着きました。

分岐から武奈ヶ岳への道を少し下ったとこにある平らな場所にテントを張りました。自分たち以外のパーティはいません。静かでした。

夕食のカレーを食べ、簡単なミーティングをして20時ごろ寝ました。



2日目 金糞峠~武奈ヶ岳~蛇谷ヶ峰~くつき温泉

4時ごろ起床。レトルトの中華丼を食べテントを撤収し5時出発。 

 

 

7時30分頃武奈ヶ岳の頂上に着きました。



 武奈から蛇谷ヶ峰まで稜線が続きます。長いです。



  

  
 


この日も暑かった。

  





途中、インターハイに出場する高校生たちに次々に抜かされつつ、蛇谷ヶ峰に着きました。頂上はその高校生たちで賑わっておりました。今年は比良山地が試合?会場でその予行練習をしてらっしゃったようです。

蛇谷ヶ峰からは長い階段があります。最後は各自のペースで下りて行きました。最後の人も15時45分ごろには、てんくうに下りてきました。

そのあと温泉につかりアイスを食べたりして、合宿を終えました。



今回はとにかく蒸し暑かったです。そんななか、ほぼフル装備で歩き通したことは良い経験になりました。いろいろ問題も分かりました。次に生かします。


次は剱合宿です。
文 北川













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